日給いくら、という基準
求人情報を見ていると、正社員では基本的に「月給」という表記が多いですが、アルバイトや派遣社員などは、「時給」がメインですよね。しかし、ときどき、「日給」という表記のところもあります。建設現場スタッフやイベントスタッフなど、フルタイムが一セットとなった求人に多いように感じます。「日給」とは字の通り、一日いくらもらえます、ということですが、時給換算をするときに少し注意が必要です。
たとえば、8時間の拘束で日給表記がある場合、時給換算の際は、8で割ってはいけません。7で割って下さい。というのも、労働基準法で、フルタイム拘束の場合は1時間の休憩をとる義務があるので、休憩時間分はもちろん給料はつかない計算になっています。9時間拘束の場合は実働は8時間です。ただし、求人情報欄に別途表記がある場合はこの限りではありませんので、よく読んでくださいね。日給を月給換算したい場合は、1カ月の労働日数を乗じれば良いのですが、さまざまな引かれるお金も実際はあると思いますので、正確な金額をあらかじめ知りたい場合は、雇用主に確認をおこなってください。日給表記があると、だいたいの稼げる金額がわかりやすいので、生活も計画的にできますね。
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